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RACE PREVIEW / NEXT STAR KANAZAWA 2026

ネクストスター金沢2026展望|3戦3勝ミラクルサリチャンと0秒1差の再戦、斤量で見る相手候補

ネクストスター金沢2026を公式資料で展望。3戦3勝ミラクルサリチャンと前哨戦0秒1差ハジマリノアイズを軸に、ムーンオブグリットらの斤量変化と別路線組の距離実績を比較します。

公開:2026-10-19 / 資料確認:2026-10-19 夜 JST / 著者:

砂のコースで競り合う馬と騎手を描いた水彩風の概念イラスト
既存GPTイラストを再利用。実際の出走馬・金沢のコース・当日の競走場面を描いたものではありません。

10月20日18時発走予定のネクストスター金沢は、3戦3勝のミラクルサリチャンを、前哨戦で0秒1差だったハジマリノアイズが追う構図から考えたい。前者は9月6日の石川テレビ杯を制覇。後者はその後に1500m戦を勝っており、単に「無敗馬対敗れた馬」と捉えるより、同じ前哨戦の差と直近の実戦を分けて比較すると見通しがよくなる。

舞台は金沢ダート1400m・右回り、2歳の定量戦。公式出馬表では12頭が登録され、牝馬55kg・牡馬56kgとなっている。本稿は10月19日夜の資料に基づく展望で、当日の馬場・馬体重・最終オッズを反映した最終予想ではない。

比較の出発点は石川テレビ杯の0秒1差

9月6日の石川テレビ杯は、今回と同じ金沢1400m・良馬場で行われた。ミラクルサリチャンが1分32秒0で勝ち、ハジマリノアイズは半馬身差の2着、記録上の時計差は0秒1。3着リュウノアメリカンは1分32秒9、4着スターズオブサワーは1分33秒1だった。

表は左右にスクロールできます。

石川テレビ杯の主な再戦組と今回の斤量
馬名石川テレビ杯勝ち馬との時計差当時→今回の斤量
ミラクルサリチャン1着―55→55kg
ハジマリノアイズ2着0秒155→55kg
リュウノアメリカン3着0秒956→56kg
スターズオブサワー4着1秒156→56kg
カネトシエルド10着2秒856→55kg

表の着差は勝ち馬との時計差。過去のタイムをそのまま今回の能力差とせず、当時と今回の条件をそろえて読むことが重要だ。

ミラクルサリチャン:3戦3勝、前哨戦からの実戦間隔に注目

新馬900m、文月特別1400m、石川テレビ杯1400mを連勝し、金沢1400mでも2戦2勝。今回も石川テレビ杯と同じ55kgで走る。距離実績と前哨戦勝利が評価の土台となる。

一方、前走は9月6日で、10月4日に実戦を使った相手とは過程が異なる。今回の騎手は渡邊竜騎手で、石川テレビ杯の笹川翼騎手から替わる。休養中の状態や乗り替わりの効果は、出馬表だけから好悪を決められない。パドックでは落ち着きと歩様を確認し、無敗という数字だけで判断を終えないようにしたい。

ハジマリノアイズ:前哨戦2着のあと、1500mで勝利

石川テレビ杯ではミラクルサリチャンと同じ55kgで0秒1差。今回はともに55kgで、少なくとも斤量関係に逆転材料は生じていない。

その後の10月4日、金沢1500m戦を1分39秒5で勝利。2着ムーンオブグリットに0秒4差、3着スターズオブサワーにも0秒4差をつけた。今回は1400mへ戻る。前哨戦で同距離を僅差で走ったことと、その後に勝利を挙げたことを、挑戦側の具体的な材料として押さえたい。

斤量関係が変わる2頭と、比較しにくい別路線組

ムーンオブグリット:前走56kgから55kgへ

10月4日の1500m戦では、ハジマリノアイズ55kgに対してムーンオブグリットは56kgで2着。今回は両馬55kgとなり、相対的な斤量関係はムーンオブグリット側に1kg改善する。

全成績は1勝・2着3回で、金沢への転入後も2戦連続2着。大きく崩れていない点は材料だが、前走の0秒4差が1kgで必ず埋まるという計算はできない。距離も1500mから1400mに変わるため、斤量と距離をセットで見る必要がある。

カネトシエルド:3連勝後の10着をどう評価するか

6月28日、7月26日、8月23日と3連勝した後、石川テレビ杯では1番人気で10着、勝ち馬から2秒8差だった。同レースは56kg、今回は55kg。ミラクルサリチャンとの斤量差は当時の1kgから今回はゼロになる。

1kg減は条件の変化として記録できるが、前走大敗の理由を証明するものではない。単に「人気を裏切ったから消し」「軽くなるから復活」と決めず、前走の内容と当日の状態を確認する対象としたい。

ベラジオクロエ:金沢1500mを勝って、初めての1400mへ

9月21日の長月特別を勝ち、金沢では1戦1勝。ジーティーエナジーに0秒5差をつけた。ただし、公式出馬表の距離成績欄では1400mの出走歴がなく、金沢での勝利は1500mでのものだ。

石川テレビ杯組とは同じレースで比較できない。金沢への適応を示した事実と、今回の距離が初めてである点を分けて評価したい。長月特別では56kg、今回は55kgだが、対戦相手の構成も変わるため、それだけで優劣は決まらない。

当日に確認したい3点

第一に、前哨戦を勝ったミラクルサリチャンと、その後の実戦を勝ったハジマリノアイズの状態差。第二に、ムーンオブグリットとカネトシエルドの斤量変化が、走りにどう表れるか。第三に、1400mの経験がないベラジオクロエを、既存の同距離実績馬とどう比較するかだ。

事前の比較軸はミラクルサリチャンとハジマリノアイズの再戦。相手を広げる際には、前走着順を並べるより、同じレースの着差・斤量・今回の距離を優先したい。開催直前の取消・騎手変更などは公式出馬表で再確認してほしい。

同じように地元実績と斤量関係を分けた秋陽特別の条件比較や、事前の見立てと確定結果を分けて読む中央競馬の結果回顧も、比較の考え方を確認する参考になる。

出典・資料時点

開催条件・全成績・今回の斤量はNAR公式出馬表(10月20日・金沢11R)で確認。前哨戦は石川テレビ杯の公式確定結果、近走比較は10月4日金沢4Rの公式結果と長月特別の公式結果による。

提供された競馬資料は10月18日21時38分54秒取得の競馬ブック出馬資料を参照し、掲載した数値はNAR記録と照合した。公式資料の確認は10月19日夜(日本時間)。厩舎コメントや調教評価がない部分を補って断定せず、本稿で独自の印・指数・勝率・買い目は作成していない。編集方針も参照。

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